「コンパクト・持ち運びやすい・多機能」などをコンセプトに2016年に発売を開始した、ピジョンのベビーカー、パタン。
その名の通り「パタン」と二つ折りに出来るちょっと新しいベビーカーであり、発売年にグッドデザイン賞も受賞した。
今回は、コンビ・アップリカとは違った視点で設計されたベビーカー「PATTAN」を店頭で確認してきたので、記事にしたい。
基本スペック
・対象:生後1ヶ月〜36ヶ月
・サイズ:折畳時(フロントガード装着時):W482×D400×H790mm
・折畳時(ガードキャップ装着時):W482×D390×H667mm
・本体重量:4.7KG
・リクライニング:115~165度
・バスケット容量:20ℓ
カラーバリエーション

・インディゴデニム
・グリーンドット
・フラワーベール
・モッズカーキ
の5色。
2017年に新色として「モッズカーキ」が登場した。
重量は4.7kg
生後1ヶ月から使えるベビーカーとしては、かなり軽い方。
メチャカルンディMG(4.4kg)に次いで2番目くらいに軽いベビーカーかも。
実際に押してみた感じだと、一部のB型ベビーカーとひけをとらないくらい。7kgの重りを乗せて操作もしてみたが、軽量といえど頼りない印象はなかった。
バスケットは20ℓ

いろんなベビーカーを見てきたからいえるけど、20ℓならそれなりに入る部類だと思う。
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サンシェードはそこそこ

日差しからがっつり守ってくれるわけではないので、夏場は別売りのシェードがあると安心かも?
折畳みに関して

このパタンの最大の売りであろう、折りたたみに関して少し。
通常のベビーカーは、ハンドル部分のロックを解除して引き寄せると背もたれの部分がシャキンと垂直に起きる。
一方「パタン」は背もたれ部分がさば折りのように畳むことが出来る。
筆者もやってみたが、最初は予想外の畳み方にちょっと戸惑った。
まぁ慣れればなんの問題もないだろう、という感じ。
さて、この画期的な折り畳み方法で何がメリットとなるか?
魅力1:圧倒的に運びやすい

www.youtube.com
階段などで止むを得ず赤ちゃんを抱っこ+ベビーカーを畳んで運ぶ場合、車輪がガンガン階段にぶつかることがあったりする。筆者もあった。そしてイライラした。
ちょっとこの動画を見て欲しい。
これはコンビのA型ベビーカー「メチャカル」の紹介。
やはり折りたたみ時の持ち運びを考慮して、取っ手をつけたりしている。
ベビーカーは「持ち運びにくい」と感じる利用者が多いのだろう。
肩に背負えるA型系ベビーカーはおそらくこの「パタン」のみ。
カバン感覚で背負えるので、予期せぬ階段に遭遇してもかなり楽に上り下り出来るはず。
エスカレーターやエレベーターが手近にない施設って、まだまだ多いからなぁ…
魅力2:車の収納が楽
筆者は現在コンパクトカーにB型ベビーカー、マジカルエアーを乗せている。
が、横に倒して置くしかないのでちょっと邪魔。
パタンは折りたたみ時に高さを抑えることができるので、場所によっては収納スペースを有効活用できるだろう。
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オート4輪はついていない
最近のA型ベビーカーにはよく搭載されている、オート4輪機能はパタンにはついていないのでそこだけご注意。
オート4輪って何?という方はこちらの動画を。
A型ベビーカーといえば、生後3ヶ月ごろまで対面式にして使う場合が多い。
この「オート4輪」機能がついていると、対面式にした場合の操作が非常に楽になる。
というのも、A型ベビーカーは基本的に「背面式」での操作をメインに設計されている。
背面式の場合、進行方向にあたる前輪が360度自在に動き、後輪はロックされた状態。
で、対面式にするとタイヤの状態はそのまま逆になるので前輪がロックされたままになる。
….つまり小回りが効かなくなる。
まぁ対面式は最初の数ヶ月だけなら別にいいよ…という方はパタンでも問題なし。
ちなみに同じオート4輪がついていない似たタイプなら、アップリカでいう「メチャカルMG」かな。メチャカルの方が振動・衝撃等をより配慮しているので、質は上がるけど。
まとめ

というわけで、
・高品質よりも手軽さを重視する
・安価なA型系ベビーカーが欲しい
・オート4輪はなくてもOK
・持ち運びやすいものが良い
・車に収納することが多い
といった方におすすめしたい。
以上、ピジョンのベビーカー、パタンの紹介でした。
参考になれば幸いです。
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メチャカルMGと比べたい方はこちら。
その他育児グッズレビューはこちら。
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