10月に新発売したコンビのベビーカー、「スゴカル 4キャス compact エッグショック HH」。
メチャカルシリーズの進化版といわれているAB兼用ベビーカーだが、実際どこが進化したのか?メチャカルとも少し比較しながら商品レビューしてみようと思う。
基本スペック
カラーバリエーション
2018年10月現在6色。
2017年発売当初は3色(写真上段)だったが、後からピンク、ネイビー、グレーの3色が追加された。
シート
メチャカルHG compact に引き続き、コンビ特製の衝撃吸収素材「エッグショック」頭部とシート全面に搭載。
「エッグショック」は3mの高さから生卵を落としても割れないクッションであり、コンビのベビーカーの売りのひとつ。
シートはもちろん丸洗い可能。最近は洗えないシートは減ってきた気がする。
サンシェード
UV99%カット生地を採用し、さらにメチャカルHG compactから開発された「花粉対策」仕様。花粉がついても落ちやすい生地らしい。
シェードのサイズ感はやはりHGから同様で、赤ちゃんをすっぽり覆い隠せる「マルチビッグサンシェード」を採用している。
日よけ対策はバッチリという感じ。
タイヤについて
商品名にも書いてあるが、タイヤはオート4輪対応。
オート4輪はベビーカーを対面式にした際、操作がとても楽になるので、筆者としてはぜひこの機能がついているベビーカーをおすすめする。
タイヤの直径は14cm。つまりは一般的なベビーカーのサイズなので、可もなく不可もなくといったところ。
筆者の使用していたベビーカーも直径14cmだったけど、歩道の切れ目などにそのまま突撃すると高確率でつっかえるので、前輪をグイッとあげる必要はあるかもしれない。
オート4輪って何?という方はこちらの記事を。
非公開: ベビーカー選びのコツ:オート4輪(オート4キャス)とは?メリットとデメリット
バスケット
33リットル(積載可能容積)。
このスゴカルHHは、先ほどからちょくちょく出ている「メチャカルHG compact」という商品の進化版みたいなもの。
本体重量も本体サイズも同じなので、ベースはほぼ変えていない気がする。
違いといえば、バスケットの形。
以前はバスケットの四方は同じ高さで囲われていたが、今回は前面(手前部分)が低くなり、ものが取り出しやすくなっている。
最近はこの形状が増えている気がする。
たしかにカバンなどをゴソッと入れたいとき便利。
メチャカルとの違い
コンビの人気商品である「メチャカルシリーズ」から新たに名前を変えたスゴカル。
が、バスケットの話題でも触れたが、このスゴカルは「メチャカルHG compact」のプチ進化版みたいなもので、劇的に何かが変化したという印象は薄い。というかほぼ同じかも…?
勝手な憶測だけど、メチャカルシリーズを出しすぎて商品名変えたくなったんじゃないか?とか思ってしまう。
メチャカルHG compact と比較すると、
本体サイズ、本体重量、オート4キャス、もちカルグリップ、ハンドルアジャスタ、頭部&前面エッグショック搭載…などなど性能は本当に同じ。
唯一違うのはバスケットの形状かなぁ。あと色。
従来のメチャカルシリーズは4kg台をキープしていたし、価格も多少抑えぎみだった。
一方スゴカルは引き続き軽量・コンパクトベビーカーを意識しつつ、でも質にももっとこだってみました!という印象。
まとめ
とういことで2017年より新発売した「スゴカルHH」。
調べれば調べるほど、メチャカルHG compactによく似ているなぁという印象だった。
なのでスゴカルHHは、
・軽さ・コンパクトさも多少考慮したい
・赤ちゃんへの配慮が行き届いたものが良い
・操作のしやすさももちろん重量
・持ち運びがしやすいものが良い
という人におすすめしたい。
ただこの条件でスゴカルが気に入ったとしたら、
筆者は正直「メチャカルHG compact」でも良いかな….。
バスケットの形状が違うだけで機能は同じだし、型落ちしてたぶんちょっと安くなってから。。(あくまで個人の見解です)
以上、参考になれば幸いです。
関連記事:
AB型ベビーカー、スゴカルライトのレビュー。スゴカル compactとも比較
<保存版>ベビーカー メチャカルシリーズの全種類まとめと比較 DF/MF/MG/HF/HG +スゴカル