どうも。新生児を見かけるたびかつての息子と重ねてしまう筆者です。
2017年12月にアップリカから発売した三輪ベビーカー「スムーヴ トラベルシステム」。
三輪ベビーカーといえば海外のママや芸能人が使用しているイメージがあるが、そのなかでもスムーヴは日本を代表する三輪ベビーカーと言っても良いと思う。
スムーヴシリーズは2014年から発売しているが、今回は超多機能になってバージョンアップした。
直接商品を確認してきたので、レビューしてみようと思う。
基本スペック
対象:1〜36ヶ月
サイズ:W550×D860×H1140(mm)
W550×D420×H890(mm)
重量: 9.5kg
タイヤ直径:22cm
バスケット容量:30リットル
リクライニング:120°~170°
シート:58cm
詳細を見ていこう。
重量
本体重量9.5kg。
先に発売したスムーヴプレミアムとスムーヴACからは500g重くなった。
三輪ベビーカーの基本コンセプトに「車移動が多い人向け」とあるだけあって、公共交通機関の利用が多く持ち運びのシーンが多い方には推奨しない。
折りたたみは出来るが、女性がこれを片手で持ち上げるのはかなり無理があるかと。
あくまで移動手段が車だったり、徒歩中心の生活人向けだと思う。
近くに大きな公園やショッピングモールがある人なんか良さそう。
タイヤについて
タイヤに関して お伝えしたいのは2点。
1. 直径22cmで安定の走り


三輪ベビーカーの最大のメリットは、大きなタイヤによる車体の安定感の高さ。
最近は4輪ベビーカーでも大きめのタイヤを搭載した機種も増えてきているとはいえ、22cmはそうそう見かけない。
アップリカの4輪ベビーカーは14cm前後が多いが、これだとどうしても段差でつっかえる。
個人的にはタイヤは大きいに越したことはないと思っている。
また、シングルタイヤ搭載&前輪がひとつなので小回りもめちゃくちゃ効く。
筆者も店頭で試したが、存在感のある本体とは裏腹に滑り出しは非常にスムーズだった。
2. タイヤの空気入れ不要


旧型モデル(2016)との大きな違いはここ。
以前は「エアタイヤ」といって定期的にタイヤ空気を入れる必要があり、時にはパンクする可能性もあった。
2017年モデルより「メンテナンスフリータイヤ」という名のもとに、空気入れが不要なタイヤにチェンジしている。
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シートについて

こんな感じ。
赤ちゃんの頭と首を安定させるクッション「メディカルマモール」搭載。
アップリカの四輪ベビーカー(良いグレードのタイプ)にはたいてい搭載されているが、このクッションにより、赤ちゃんの頭と肩の負担を和らげる。
リクライニングは最大170度まで倒せるのでほぼ水平に。
シートは手洗いで洗濯可能。
バスケットについて

AB型兼用のベビーカーでも30リットルはかなり多いほう。
手前ががま口のようにガバッと開く仕様になっているので、モノを入れやすい。
サンシェードについて

こんな感じ。
同社の4輪ベビーカーのように赤ちゃんの姿をガッツリ隠すわけではない。
とはいえ、サンシェードそのものがかなり大ぶり。カバー力はそれなりにあるかと。
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ブレーキ機能つき

ハンドルの内側にブレーキがついている。これ、結構ベビーカーでは珍しい。
本体が9.5kgあるので特に坂道を下ったり上ったりする時安心。
5WAYトラベルシステム
この「スムーヴ」の最大の特徴が、商品名にもある「トラベルシステム」。
別売りのインファントカーシートを取り付けることができ、これにより3輪ベビーカーを両対面式することが可能。
このインファントカーシート、ようは多機能なベビーチェアであり
・ロッキングチェア
・チャイルドシート
・ベビーキャリー
など使い方は様々。
スムーヴは車での移動が多い人をターゲットにしてるので、より便利に快適に過ごすための追加アイテムといえる。
チャイルドシートがベビーカーに装着できるタイプといえば、
コンビのF2プラスもあるので気になる人はチェックしてみては。
まとめ
ということで「スムーヴ トラベルシステム」は、
・車移動が多い
・赤ちゃんとアクティブに活動したい
・赤ちゃんへの振動配慮も大事
・小回りが利くベビーカーが欲しい
・沢山荷物が積める物が良い
といった人に向いているのではないかと思う。
あと、素材に高級感があるのでキレイめのベビーカーを探してる人にも良さそう。
以上、参考になると幸いです。
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