「おっぱい」の語源について真面目に考える

筆者

こんにちは。息子が生後半年くらいまで家ではほぼ半裸だった筆者です。
つい先日、お風呂に入ろうとしたときのこと。
 
息子
ねぇ、おとうさん….これなに?
息子(3歳)が自分の乳首を指差して首を傾げている。
あぁ…それはおっぱいだよ
息子
エェ!?
息子
お、おかあさん、ぼくのおっぱいは大人になったら大きくなるの?
筆者
女の人だけ大きくなるよ。赤ちゃんにごはんをあげるんだよ
息子
そっか….よかった….。
夫が「おっぱい」と紛らわしい表現をしたので、自分は男なのに女性みたいなおっぱいになるのか!?と焦ったらしい。
 赤ちゃんはお母さんのおっぱいを飲んで育つ、と伝えてきたのでビックリするのも無理もない。

とまぁ我が家の何気ない日常の会話なのだが、ふと疑問が浮かんだ。

おっぱい。オッパイ。OPPAI….

 
おっぱい、て何だ。

どこから来た言葉だろう?
突然気になったので語源について考えてみることにした。
 

まず夫と想像してみる

筆者
夫さん…おっぱいの語源って何だろう?オツ…乙・パイ?「ぱい」って日本語っぽくないよね。
秦の始皇帝の愛人の7番目の子ども、「オー・パイ」?とか…
筆者
あっ….「タオパイパイ」っていたよね!やっぱり中国かな!?
いたよね!って架空の人物だし、ヤムチャやウーロンはどうなるんだ。
筆者
じゃあ英語は?パイナップルのパイってなんだっけ?Pine?
松?
筆者
日本の松が美しすぎて「Oh, pine…?」
筆者
ポルトガル語でOppaiみたいな言葉ない?
しらん…
筆者
そういえば韓国語で年上の人を「オッパ」って呼ぶよね。関係あるのかな?
眠いから寝ますね。
 
そんな感じで結局分からず。
ネットで調べてみることにした。
 
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諸説あるらしい

語源由来辞典によると、
1.「ををうまい(おおうまい)」が約まったとする説。
2.「お腹いっぱい」の「いっぱい」が転じたとする説。
3. 中国春秋時代の学者王牌(おうぱい)が転じたとする説。
4. 古代朝鮮語で「吸うもの」を意味する「パイ」からとする説。
とあった。
 

1.「ををうまい」説

当時の事物や風俗を考証した『於路加於比(おろかおい)』(1859年)という書物に「おっぱいとは、ををうまい(おおうまい)の約なるべき語」といった内容の記載があるらしく、最も有力視されていそう。
「おおっ、うまい」→「おっぅまい」→「おっぱい」….か?
 
卒乳の世界平均は4.2歳」なんて噂や、「江戸時代は3歳頃まで母乳を与えていた」といった話もあるので「おお、うまい」と言いながら母乳を飲む子もいたかもしれない。
 
 

2.「お腹一杯」説

「をを、うまい」の次に有力とされているらしい。
お母さんが「お腹いっぱい飲むんだよ」と毎日赤子に語りかけているうちに「もうおっぱいでいいや」となったのかもしれないし、幼児が「いっぱいのみたい!」と言うつもりだったのに「おっぱいのみたい!」と間違えたまま「それいいね」と広がったのかもしれない。
 
 
 
3. 王牌説

王牌(おうぱい)で調べてみたけど、麻雀ネタしかヒットしなかった。春秋時代の王牌が何をして日本とどのような関わりがあったのかは全く不明。
語源由来辞典にも「音から考えられた俗説ではないか」とある。
 
 
4. 古代朝鮮語「吸うもの」=パイ説

1443年以前、ハングルが作られる以前の時代を古代朝鮮と呼ぶらしい。
ただ、これも意味や音以外で現代の「おっぱい」との関連性が低いのであまり有力視されていない模様。
ちなみに筆者のいう韓国語のOppaの語源を調べたところ、「ome+pa」で「2個」といった意味合いがあるらしい。関係あるような全く無いような….
 
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結局ダジャレなのか


ということで文献として残っている「をを、うまい」が「おっぱい」の語源となった可能性が高いとされていることが分かった。
2〜4の説はいつ誰が言い出したのかも分からないし、根拠となるものが見つからないので怪しいといえば怪しい。(正直1もうさんくさいが…)
 
しかしこの1859年発行(?)の書物の内容が有力だとすれば、「おっぱい」は100~200年前のわりと最近登場した言葉になる。だとすれば、それ以前はなんと呼んでいたか…気になるところではある。
また調べてみよかな。調べないかな。
 
以上、おっぱいの語源について考えてみた話でした。
補足:
タオパイパイ(桃白白)は作者の鳥山明氏によると
「殺し屋というイメージとは全く逆の可愛い名前にしようと思ってつけた」らしい。
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