離婚危機!? 夫が語る切迫早産の妻にかけてはいけないことば

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こんにちは。当サイトの筆者の夫です。
妻は妊娠27週の時突然切迫早産と宣告され、その日から約3ヶ月間、ほとんどの時間を自宅のベッドで過ごしました。
 
 切迫流産・早産は何の前触れもなく起こる可能性があり、それまで順調かと思われた妊娠生活から一変し、自宅や病院での安静を言い渡されることも少なくありません。
 
生産期まで慎重に過ごすためには、周りの理解と支えが不可欠です。
 
無事出産を終え、息子が順調に育っている今だからこそ言えることもあるかもしれませんが、この3ヶ月間の経験をふまえて、切迫早産の女性にかけてはいけない言葉などをまとめてみました。
 
 
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妻への禁句

「無理したから切迫早産になったんじゃないの?」
確実に泣かせます。ダメです。
前述のように切迫早産の原因は特定出来ない場合が多く(医師談)、誰にでも十分起こりうることです。
 
一番ショックを受けているのは赤ちゃんを抱えている本人ですから、間違っても責め立てたり、追い打ちを掛けるような言動はいけません。
軽い気持ちであったり、冗談めかしてもダメです。
 
 
「ゴロゴロ出来ていいね
ダメです。落ち込みます。
僕も寝てるだけで何もしなくていいなんて楽じゃないか…と正直最初は思いました。
 
絶対安静を言いわたされた妊婦さんは基本的に直立状態になってはいけません。
 
短くなった産道が赤ちゃんの重みでさらに短くなるため、ほんの一歩でも早産のリスクをまた一歩増やします。
 
ひどい時はベッドから落ちたペンを拾うことさえ許されません。
 
妻はDSで時間を潰そうとしましたが、両手に力が入るだけでお腹が張って危険だったため、それすらもやめました。そんな状況で「ゴロゴロ出来ていいじゃん」…反省です。
 
 
「ちょっと座ってて」
絶対安静と言われた妊婦さんほどためらいます。
座るくらい大丈夫でしょ、とかくいう僕も勘違いしておりました。
寝てばかりだと飽きるだろうから、気分転換に座ったらどうかな、と軽い気持ちでいってみたり。
 
さきほど「妊婦さんは直立状態になってはいけない」と書きましたが、座位でも同様です。
立っている状態程ではないにしろ、上体を起こしている限り赤ちゃんは重みで下がってしまう可能性があります。
 
直立状態の危険性が10とすれば座った状態が5、寝ている状態が1。特に自宅安静の方は各々の自己判断・自己責任となる為、体を起こす場合は慎重になって下さい。
 
こういう情報を妻と共有しておくことが大事だなと、これまた反省でした。
 
 
「今のうちにゆっくり休んで。産まれたら寝れないよ。」
これは妊娠生活を順調に終えた女性からの言葉ですが…。
 
いつ来るか分からないお腹の張りに怯え、赤ちゃんを生産期まで無事育てるという大きな責任と緊張のなかでは、体は横になっていても心は一切休めていないと妻は言っていました。
 
たしかに産後の睡眠は「身体を休めるため」であり、産前の絶対安静は「命を守る仕事」ですよね。
端から見ていて楽そうに見えるけれども、そうではないんだ!ということを過去の自分に声を大にしていってやりたいです。

 

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妻がしてもらって嬉しかったこと

あれこれダメだと書きましたが、妻がしてもらって嬉しかったことを聞いてみました。
 
・ドライシャンプーやよくとけるくしを買ってきてくれたとき
絶対安静だと状況によってはシャワーも週に2、3入れるかどうか。
 
また、寝たきりだと髪がおろせずよく絡まることも悩みの一つだとか。昔自分が入院中に使ったドライシャンプーや、ネットでレビューのよかった無印良品のくしを買ってきたところ非常に喜ばれました。
 
 
・文句を言わず家事をこなしてくれた
僕はあまり料理や掃除が得意な方ではありませんが、週末まとめて片付けたり、ネットスーパーを利用するなどしてなんとかしのぎました。
妊娠中は色んなことに敏感で、不安定になりがちとのこと。そんな時に黙って支えてくれると喜ばれるようです。
 
 

産まれる前から育児は始まっている

「妊娠中はお腹の赤ちゃんを守る事で頭がいっぱいで、精神的にも不安定になりやすかった」と妻はいいます。
ひとつの命を自分の体内で育て、無事外の世界へ迎えること。
女性は妊娠した時点で、男性より一足早く親としての自覚や子供への責任を感じているのかもしれません。
この妊娠中の10ヶ月を夫がどう支えるかが、今後の育児、ひいては円満な家庭に影響するキーポイントになるような気がします。
 

 

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