<ジーナ式予習編>4〜6週目のスケジュールとメモ

ジーナ式を行うにあたって、月齢別のスケジュールと押さえておきたいポイントをまとめてみた。毎回本を広げてチェックするのも大変だと思うので。あと要点が散らばってて読みにくいし…
 
「これからジーナ式を始めてみたい」「今やってるけど手順を再確認したい」という方はここでいちど整理してみると良いかも。
 
なお筆者や実際にやった感想はこちらに書いているので、参考までに。
 
さて、今回は生後4〜6週のスケジュール。
 

このスケジュールが適切かどうかの条件

 ・週に120~180g体重が増えている。
 
・昼間は2時間近く起きていられる。
 
 

具体的なスケジュール

(ちょっとしたメモや詳細は各時間をクリック)
No.
 時間
やること
1
7:00
授乳1
2
あそび
3
寝室へ
4
就寝1
5
起こす
6
授乳2
7
あそび
8
寝室へ
9
就寝2
10
授乳3
11
あそび
12
就寝3
13
授乳4
14
あそび
15
お風呂
16
授乳5
17
就寝4
18
起こす
19
授乳6
20
授乳7
21
授乳7/8
22
授乳7/8/9
 

ジーナ式のメモおよび筆者の小言

(ジーナさんが言ってるところは黄色いマーカー)
 
*
 
1. <7:00 授乳1>
7時に授乳ができるよう、それまでにカーテンをかけて起こしておく。
長くとも7:45まで。それ以降は控える。
 
 *
 
2.<7:45-8:45 あそび>
この間になんとか朝食をとったり、洗濯したり。この時間帯は機嫌の良い赤ちゃんも多いかも?7時ごろの覚醒から、できれば2時間は起きていてほしいところ。
 
 *
 
3.<8:45 寝室へ>
そろそろ眠くなってくるはず?眠そうに見えなくてもとにかく寝室へ。
寝室のカーテンを閉めて、おくるみを巻く。そっと部屋の扉を閉める。
おくるみは全身、もしくは半巻き。
 
 *
 
4.<9:00-9:45 就寝1>
ここのお昼寝は1時間を超えないように。
 
 *
 
5.<9:45-10:00 起こす>
カーテンを開けて、おくるみを広げる。
 
 *
 
6.<10:30 授乳2>
前週の10時スタートから様子を見ながら徐々に10時半にずらしていく感じ。(ただし6時〜7時に朝イチの授乳が完了している場合に限る)
ジーナさんによると10時までにしっかり起こすが、授乳は10:30から。
つまり10時から10時半までの30分は機嫌良く起きている前提なのだろうか。うーん。どうかな…
なお、授乳は11:30までには終えること。
 
 *
 
7.<11:30-11:45 あそび>
10時にしっかり目が覚めている前提で、そこから2時間はしっかり起きていてほしい。
そうすると11:45くらいには眠くなってくるはず…とのこと。
この間に次のお昼寝のためにベッドにおくるみをセットしておくと良い。
 
 *
 
8.<11:45 寝室へ>
眠くなさそうでもとにかく寝室へ。カーテンを閉めて、おくるみを巻く。
なかなか寝付いてくれない場合はミルクか、搾乳したものを与えてみる。
ここは前週と同じ流れ。
 
 *
 
9.<12:00-14:20 就寝2>
12時ごろから14:20の間で2時間半以内に収まるよう、寝かせる。
途中で目が覚めてしまったら、20分くらいは様子を見てみる。様子を見るといっても、ジーナさん的には「あらあらどうしたの」と声を掛けるのではなく、そっと影から見守るイメージ。
寝そうにない場合は搾乳したもの(またはミルク)を与えて14時半ごろまで寝かしつけを試みる。
ジーナさんとしては、抱っこでの寝かしつけはあまり推奨していない。
 
 *
 
10.<14:30 授乳3>
カーテンを開けて、おくるみを広げる。
ちなみに前週は14時に授乳スタートだったけど、30分あとにずれた。
赤ちゃんがしっかり目が覚めた状態から、14:30には授乳スタート。
15:15までには終えること。次の授乳のために、最後にあげたほうの乳がどっちか覚えておくこと。
 
 *
 
11.<15:15-16:10 あそび>
19時の就寝が上手くいくようになんとか起こす方向で。
筆者の経験としては、このころの赤ちゃんって30分ご機嫌が続けば割と奇跡だったんだけどな。
 
 *
 
12.<16:15-16:50 就寝3>
前週よりお昼寝が15分短くなった。前週と同様、寝かすのは暗室でなくてもOKなので、なかなか寝ないようなら抱っこ紐でお散歩してみても。
生後1ヶ月を過ぎればそろそろ近所を散歩出来るようになってくるかな?
夕方疲れて機嫌が悪くなってくる赤ちゃんもいるかもしれない。
寝付こうが寝付かまいが17時には起こしておいてね、というのがジーナ式。
理想のお昼寝時間は30分以内
 
 *
 
13.<17:00-17:20 授乳4>
前回あげたほうの乳だけあげる。残りはお風呂上がりに。
 
 *
 
14.<17:20-17:45 あそび>
前回と同様、できればこの間にお風呂の準備を。
可能ならベッドのおくるみもなおしてすぐ巻きやすいようにしておく。
夕方あたりからの怒涛の授乳&沐浴が結構エネルギーを使う。
 
 *
 
15.<17:45-18:00 お風呂>
ここも前週と流れは変わらず。18時までにはお風呂に入れて、18時15分までには服を着せておいてとのこと。
我が家の場合はお風呂の準備や沐浴そのものでモタついたりしていたので、毎回きっちり時間どうりにはいかなかった。
それにしても沐浴の準備〜寝る準備完了までにやること結構多い。
 
 *
 
16.<18:15-18:50 授乳5>
薄明かりのなか、残りの片乳のみで授乳スタート。前週と同様、反対側の母乳がたくさん残ってそうだったらこのタイミングであげてしまう。
赤ちゃんに話しかけたり目を合わせたりせず、静かに行う。
 
 *
 
17.<19:00-22:00 就寝4>
19時に就寝とあるが、「最後に目を覚ましてから2時間経った」ところでベッドに連れて行くと良いらしい。
つまり夕方16:15からのお昼寝で17時に起きていれば19時ちょうどにベッドに連れて行く。
前週からジーナ式を続けている方は、この時間帯の就寝は結構定着してきた人もいるのではないだろうか。
 
ちなみに筆者はこの次の授乳を夫にやってもらうことが多かったので、22時前にあらかじめ搾乳しておいた。
 
 
 *
 
18.<22:00-22:30 起こす>
明かりをつけておくるみを広げる。しっかり起きるまで少なくとも10分は待つ。
我が家の場合は「明かりをつける→即覚醒して泣く」だったのでそんななか10分も待つのは少々辛かった。ご近所さんもきになるし。
ジーナさん的には目がさめるまで赤ちゃんは静かにムニャムニャしてるイメージなのかな。
 
 *
 
19.<22:30 授乳6>
しっかり目覚めてくれたら授乳スタート。
搾乳したもの(もしくはミルク)をあげる場合は早めに起こして22時までにあげる。
最初の片乳をあげ終わったら、ここで明かりを落としてもう片方から授乳する。
授乳は1時間以内で終わらせること。
 
 
 *
 
20.<~4:00覚醒  授乳7>
4時までに起きてしまった場合は、両乳から授乳する。
4時までの覚醒なら7時の授乳までに母乳タンクも貯まっているだろう、ということだろうか。
 
 *
 
21.<4:00~5:00覚醒 授乳7/8>
4時から5時にの間に起きてしまった場合は、片乳のみあげる。残りは7時ごろに。
夜中の授乳って本当につらい…実質役にたたないとしても、一緒に夫を起こしたくなりますな。
 
 *
 
22.<6:00覚醒 授乳7/8/9>
6時ごろ起きてしまった場合は、片乳のみあげる。残りは7時半ごろに。
と、このあたりは前週と同じ流れ。
夜中の授乳は明かりをつけず、薄暗いなかで静かに行ってください、とのこと。
 
 
 

筆者の余計なひとこと

今更だが、このジーナさんはあくまでナニーとしての経験をもとにスケジュールを作っている。
なのでダンナの夕食の心配なんてしなくていい前提だ。(たぶん)
本書を読む限り買い出しとか、洗濯とか、食事作りとか、そういうことは一切書いていない。
 
だから、本書に書いてある通り完璧にスケジュールをこなすなんて相当大変なはず。
あまり無理をしすぎないよう家事のハードルをどんどん下げてもらえたらな、と願う。
 
ジーナ式を行うにあたって大切なことの一つとして、「パートナーと共通認識を持っておくこと」が挙げられると思う。
目標は「生活リズムを作って、可能な限り赤ちゃんに夜まとめて寝てもらうこと」!
これに尽きる。
 
 
・ジーナ式がどういうものか
・どういったメリットがあるか
 
をパパ・ママ双方が理解していなければなかなか上手く進まないかもしれない。
 
一度流れさえ覚えてしまえば、どちらかが不在でも同レベルの対応が出来るはずなので(ミルク育児なら)
こういった「一連の流れ」を組んで赤ちゃんのお世話をすることは夫婦にもメリットがあると思う。
 
授乳があるとママがお世話している時間が長くなりがちなので、ママの経験値が先に上がってしまうんだけどね…。
 
とにかく、どこかのどなたかの参考になれば幸いです。
 
 
 
関連記事:
 
この記事について
*本書には搾乳についてのレクチャーもありますが、ここでは特に触れておりません。
ただ基本的にジーナさんは午前中の搾乳を推奨しています。
このジーナ式スケジュールは母乳育児を前提としています。ミルクでの授乳や、母乳からミルクへの移行方法などについては本書をご確認ください。
 
*おおまかなスケジュールと、気になったポイントを筆者なりにまとめています。
筆者なりになのでその正確性を保証するものではありません。またジーナさんが伝えたいことを全てを網羅しているわけではありませんのであしからず。授乳や搾乳で気をつけることや、その他困ったときのQ and Aは本書に載っています。
 
※本書を参考にした箇所は「明示的に認められる範囲を超えない」程度の引用を心がけておりますが、出版社等より異議申し立てがあった場合は記事を修正・または削除致します。