出産準備はこれさえあれば安心。1人のママが始めたプロジェクトを応援したい

*この記事はアフィリエイト広告を含む場合があります*

 
 こんにちは。息子のオムツ卒業が近づき、保育園に感謝しかない筆者です。
 
今日はクラウドファンディングサイトを活用して、「ウェルカムベビーボックス」プロジェクトを立ち上げた1人のママを紹介したい。
 
それがこの方。

2児のママ、さゆりさん。
現在は2人のお子さんの育児に追われながらも、2016年9月にオンラインにて資金調達を開始。 翌月には目標金額を達成し(達成率120%)、「子育てにワクワクを!」をコンセプトにプロジェクトが始動した。 
 
もともとはフィンランド発

 
この「育児スタートキット」なるボックスは約75年前にフィンランドで誕生した育児サポート制度。
乳児の衣料やおくるみ、よだれかけ、毛布、おむつ他必要な育児用品を1つの箱にまとめ、国からすべての妊婦さんへ無償で提供してくれる。 梱包に使うボックスそのものが新生児のベッドとして使われるため、ふとんシーツも一緒についてくる。
 

プロジェクトのコンセプト


ウェルカムベビーボックスプロジェクト 
出産後最初の1ヶ月の”これがあれば大丈夫”。 


出産準備にかかる手間を省くため、育児グッズが詰まったボックスを販売します。仕事が忙しく出産準備の時間がない人、初めての妊娠で不安な人、何を買えばいいか分からない人、妊娠中の女性の負担を減らし少しでも不安を解消して、安心して育児に臨めるような環境をつくることが目的です。育児のスタートに”ワクワク”を!

 
フィンランド版の中身は0〜12ヶ月頃を対象としているようだが、
さゆりさんは新生児期に焦点を当て、なにかと不安の多い出産直後のサポートとなるようなベビーボックスを考えている。
 
 

きっかけはご自身の経験から


産後必要なものを全て調べて揃えるのは時間と労力が必要。

初めての妊娠だとなおさら何を揃えたらいいかも分からず、本当に困りました。
本当にね。新生児ってすごい物入り。
筆者も市からもらったパンフレットや、ネットで調べて気が遠くなった。
 
産後必要なアイテムが沢山あることはまぁ分かる…が、「本当に必要なもの」の選別がなかなかできない上に、時間ばかり掛かる。
出産ギリギリまで働く女性が増えるなか、これを重荷に感じる方は少なくないだろう。
 
筆者もよく分からないまま出産前にまとめ買いしたが、後々「これいらんかったな…」「これは早く買うべきだった」といったベビーグッズが出てきたのを覚えている。出産後買い足すのも一苦労だった。  
 
Sponsored Link

既存の出産ボックスはあるけど…


忙しく出産準備がなかなかできない、初めての妊娠で何が必要か分からず不安だという妊婦さんへ、made in Japanブランドの育児パッケージを作り、”とりあえずこれがあれば大丈夫”という安心を届けたい。

ベビー服やベビー用品に種類がたくさんあるように、ベビーボックスにもたくさんの種類があれば、選択肢が増えれば、選ぶ楽しみが増えるのかなと思っています。
 
筆者も世界のベビーボックスについて少し調べたことがあるが、国によってコンセプトは多種多様。インドでは洪水などの災害でも沈まないよう、ボックスがプラスチック製だったりする。
 
既に日本でも海外製のボックスを取り寄せることは可能だし、一部の自治体でも導入の動きがみられるが、まだまだ発展途上。
 
このウェルカムベビーボックスプロジェクトでは、日本のパパ・ママのニーズに合った商品をリアルな声から選別し、出産準備の手間を省いて赤ちゃんを迎えるワクワクに変えたい!という想いがあるのかなと思う。
 
先輩ママが厳選した商品がまとめて届くなんてとても合理的。そして単純に嬉しい。 
 

ボックスの中身は?

 
アンケート調査をふまえて、現段階では以下のセットを予定している。
 
 
おくるみ・帽子・ミトン・ベビーまくら・授乳クッション・ブランケット・つめきりセット・綿棒・石鹸・哺乳瓶・ガーゼセット・肌着セット・赤ちゃんとママのサンプルセット(おむつ)
 
性別に左右されない白地をメインとしたラインナップ。
今後出産祝いのプレゼントとしても重宝されそう。
 
 
おむつのサンプルセットはテープタイプ(新生児/S)、パンツタイプ(S/M)を揃え、色々試せる素敵なはからい。
 
 

おくるみやベビーまくらなどは赤ちゃんの肌に優しい愛媛県の今治タオル。
さゆりさんは愛媛に住んでいたこともあり、その土地ならではの商品をもつ企業にもコンタクトを積極的に取られている。
 
我が家もガーゼタオルや口ふきは今治ブランド。最近本当によく今治のロゴ見かける。
 
ボックスは使い勝手の良いトートバックに変わる可能性もあるとのこと。
確かに箱の中に赤ちゃんを寝かす習慣は日本に無いからなぁ。
   
 
Sponsored Link

まとめ


スタートラインにたてましたが、もっとプロジェクトを大きなものにしていきたいと思っています。日本にベビーボックスが広がればいいなと思っています。

 
ゆくゆくは、自治体の子育て支援サービスや、企業の社員の方への出産祝い(福利厚生?)として導入してもらい、妊婦さんへは無料で手元に渡るようにしたいのです。なので企業や自治体に営業に行きます!
現在小さなお子さんを2人抱えながらも、ボックス内の最終的な商品決めや、ボックス部分(トートバック)のデザインやプリント等、プロジェクトは着実に進行している。
 
さゆりさんはもともと営業や企画もされていたようで、企業への提案などもバリバリこなしそう。
「あればいいな」を自分でつくる。その行動力に感服。
 
本当こういうプロジェクトが国を巻き込んで広がれば良いなと思う。
 
以上、ウェルカムベビーボックスプロジェクトについての紹介でした。
応援してます!!
 
ウェルカムベビーボックス:
 
画像は公式HPおよびCampfireのプロジェクトサイトよりご本人の了承を得てお借りしました。
 
Sponsored Link