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今回は我が家にある楽しい世界地図「マップス: 新・世界図絵」を紹介したい。
4000以上のイラストで、42か国を紹介。湖、河川、山脈、海、砂漠、岬…などの地理情報が満載。世界198か国の国名と首都の場所を掲載。巻末に、世界198か国の国旗一覧を収録。ポーランド発、世界じゅうで大人気の大型地図絵本。
(goolge booksより)
著者はポーランドの絵本作家、アレクサンドラ・ミジェリンスカ とダニエルミジェリンスキの夫妻。82年生まれ。夫妻が世界42カ国を独自に調べ上げ、3年かけて完成させた。
もともとこの本と出会ったのはアメリカ。海外をウロウロしたがる私に友人がプレゼントしてくれた。
この記事内の本は英語版だが、帰国後本屋で日本語版を見つけたので、本屋で目にしたらぜひ手に取って見てみてほしい。
いずれ息子がいつか字が読めるようになったら、一緒に本書で世界旅行したいと思っている。
中身を少し見てみよう
最初のページは見開きで本書で紹介している国の紹介。
42か国を105ページにかけて紹介している。
ちょっとした古本のような、レトロな雰囲気がまたかわいい。
例えばイタリア
見開きでこんな感じ。
首都、言語、人口、面積などの基本情報から…
その国でよく食される有名な食べ物、歴史上人物、
名産品やその土地で見られる動物などが載っている。
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例えば南極
「定住者は居ない。研究や実験のため科学者たちが数ヶ月〜数年滞在することも。」
( ※日本語版には英語表記はありません。全て日本語です)
所々に注釈も入っているおり、その国のマメ知識も子どもと学べそう。
後ろで見守ってるペンギンがかわいい。
例えばチリのこの絵
調べてみると「Mano Del Desierto」(砂漠の手)という巨大なモニュメントらしい。チリの彫刻家が制作したとか。
例えばオーストリアのこの絵
筆者は無知なのでよく知らない。
調べてみると、オーストリアの精神科医、フロイトが患者の診察の際に利用したソファだという。彼はこのソファに患者を寝かせ、目を合わさないようにして背後から話しかけた。現在はロンドンのフロイト博物館で現物を見る事ができる。
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日本ももちろんありますよ
なんとも華やか。
と、お分かりのように自国については、間違ってはいないものの多少のズレに気づいてしまうかもしれない。それもまた本書の楽しみ方の一つでは無いかと思う。
この本の良いところ
子供のころ、筆者は世界地図を見るのが好きだった。
日本では聞いた事もないような「何だか素敵な土地の名前」を探しては、ここには一体どんな世界があるのだろうとぼんやり考えたものだった。
大人なった今でさえ、世界地図を見かけると未だ知り得ない世界が広がっていると思い心が躍る。
本書では子供や大人年齢にかかわらず自分が知らない世界の情報を、かわいいイラストつきで教えくれる。
なかには注釈ものっておらず、一見しただけではそれが何なのかよ分からないものもあるかもしれない。
「この食べ物はどんなものだろう?」
「この人物は何をしたんだろう?」
「この動物はどんな環境で生活しているんだろう?」
「この地域の人達はどんな暮らしをしているんだろう?」
子どもと気になったものや人を掘り下げて調べてみるのもよし、いつか子供たちといっしょに訪れてみるのもよし。
知らない事に対し疑問をもつ。それを探求し答えを見つける。そうしてまた自分の世界が広がって行く。
そうした知らない事を知るという楽しさを子供に教え、自身も学ぶことのできる「夢と知識」がぎっしり詰まった素敵な絵本だと筆者は思う。
幼稚園や小学校に通うお子さんがいる家庭へのプレゼントにも良いかもしれない。
※搭載している写真は英語版のものです。 上記リンク紹介しているものは全て日本語で記載されております。 分かりづらく、すみません。
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