赤ちゃん連れでもライオンキングは観れる(東京)

94年から日本で公開し、老若男女絶大な人気を誇るミュージカル・ライオンキング。
今回東京・浜松町の劇団四季にて観てきたが、思いのほか赤ちゃん連れのお客さんが多かった。
少し調べてみると、このライオンキング、赤ちゃん連れのお客さんにも優しい配慮があるという。
そこで今回は赤ちゃん連れのミュージカル鑑賞について記事にしたい。
 

観に行こうとおもったわけ

個人的な話になるが、そもそもライオンキングの話題が出たのは結婚する直前のこと。
友人と観に行ったライオンキングが素晴らしかったと鼻息荒く語って以来、夫はずっと気になっていたらしい。
 
それから結婚後すぐ妊娠し出産、ミュージカルなど観に行くことすら考えつかなかったが、息子が1歳に近づき少し心に余裕も出てきたので、このたび夫念願のライオンキング鑑賞に至った。
と、どうでもいいなこの話。
 
 

対象年齢について

先にも述べたが特に無しく、0歳から入場可能。2歳までなら大人の膝上で無償観ることもできる。
 
筆者が観に行った時は祝日だったこともあり、劇場入口付近でも抱っこ紐で赤ちゃんを連れてきている方をちらほら見かけた。
 

おすすめの席

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画像引用元:劇団四季

子ども連れなら、出入り口に近い通路側が絶対おすすめ。
 
席の間隔が結構狭いので、一度座ってしまうと離席するのはなかなか難しい。自分より通路に近いお客さんを立たせてしまうので、通路側は外せないかも。
 
あと、劇の最中キャストが通路を通り抜けたりするので子連れを抜きしても通路側は楽しめる。
 

授乳室・おむつ交換台

ベビーベッドは化粧室にあり。
全部で4箇所あり、1階、2階左右中央の出入り口からが最も化粧室に近い。
残念ながら授乳室はないが、スタッフにお願いすれば特別に措置を取ってくれるとのこと。
 
 

親子用の鑑賞スペースも

子どもがひとたびグズってしまったら、鑑賞は諦めるしかない?
いえいえ劇団四季には親子でおしゃべりしながら鑑賞できるスペースがあります。
 
先ほどの座席表に戻っていただくと、1階左後方に「親子観覧室」が見つかるはず。
 
親子観覧室は20脚ほど椅子が置いてあり、防音ガラス張りになったこじんまりとしたスペース。
ガラス張りなので子どもが多少はしゃいでも問題無い。劇中の音声はスピーカーから流れる。もちろん生の迫力は少々薄れるが・・・
 
筆者は劇の後半この親子室におり、ほかの子連れの方々と一緒に観覧したが、劇を多少理解できる3〜4歳の子から0歳の赤ちゃんまで利用者は様々だった。
 
おもむろに立ち上がる子、テンション上がってキャーと叫ぶ子、泣き出す子と様々であるが、やはり子連れ同士理解があるので咎める人などもちろんいない。
子連れだけどどうしても観に行きたい、でも周りに迷惑だろうな…そういう方はここを利用すると良いと思う。
 
手がつけられなくなると、親御さんたちは子どもを連れてこの親子室からも退席していた。
親子室への出入り口は、劇場内と連結していないので気軽に出入りできる。
 
 

劇の途中でグズったら?

もちろん最初からグズることを懸念してこの親子室にいるのも良いが、劇の最中状況を見て退席することも可能。
 
あまりグズっているようだったら館内のスタッフから声が掛かることもあるので、ほかのお客さんの邪魔にならないよう、そっと抜け出そう。
 
なお、親子室に移動してからも状況によっては一般の席へ再び戻ることも一応可能らしい。なかなか勇気はいるが・・・
 
 

実は託児所も

ゆっくり観たい方は、劇団四季のとなりにある託児所を利用することも可能。
 
託児所フェアリーテイル(東京)
対象年齢:6ヶ月〜
定員:4名(2名体制)
価格:¥4,000〜(開演の20分前から終了まで)
予約:2ヶ月前〜3日前まで
電話:03-3225-1212
※2016年8月から託児所が変更する可能性あり
 
なお、ここは保育士ではなくチャイルドマインダーという資格を持った方がみてくれるらしい。IKEAでも託児所があるくらいなので、ゆっくり落ち着いて観たい方は検討してみても。
 
 

さいごに

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ということで、赤ちゃんの子育て真っ最中でも気軽に楽しむことのできるミュージカル・ライオンキング。劇団四季そのものが子連れに優しいので、気軽に足を運んでみるのも良いかもしれない。
 

余談…
もともとミュージカルに興味のなかった筆者は、ことライオンキングに関しては大好き。
独身時代に一度観て、今回出産後初の鑑賞だったがまた違った印象を受けた。

 ライオンキング劇中の第1曲目は「Circle of life」といって命の輪廻というか、命のつながりをうたっている。
親の想いが子へと受け継がれ、その子がまた次の世代へと命を繋ぐ。
妊娠・出産をして、それこそこの命の繋がりというものが尊く、またはかないものであるということを身を持って経験したせいか、このミュージカルで伝えようとするテーマがすごく胸に響いた。(序盤から涙でた・・)
 
音楽、キャスト、構成どれをとっても文句なしなので、ミュージカルとか興味ない、まだ観ていないって人はぜひ観に行ってほしい。
 
息子がもう少し大きくなったら、一緒に観に行きたいなぁ。
 

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