子供乗せ電動自転車:欲しいけどどれがいいか分からない方へ

子供を乗せられる電動自転車が欲しい。
でも何からどうやって選んで良いのかさっぱり分からない。我が家もそうだった。
 
そこで筆者の経験を踏まえて、今回は「基本的な購入の手引き」について記事にしたい。
 
伝えたい項目は以下のとおり。
・価格帯と主要メーカーについて
・車体サイズについて
・バッテリーについて
・チャイルドシートについて
 

価格帯と主要メーカーについて

いわゆる「子供乗せ電動自転車」とうたっている商品の市場相場は、だいたい10万〜15万ぐらい。
 
初めて商品を見に行った時は「え…高すぎない?」と驚いた。
 
とにかく大手のメーカーが販売しているのは10万を超えたりする。
で大手のメーカーは現在主に、
・パナソニック
・ヤマハ
・ブリジストン
 
の3社となる。
但し、ヤマハとブリジストンは共同開発しており
ヤハマ:モーター部分
ブリジストン:車体部分
 
をそれぞれ担当しているらしい。
競合が少ないので価格競争も激しくないのかも?それにしても高いよ!
 
あとは、もっと低価格で勝負しようとするマイナーな国内or海外メーカーもちらほら。
しかしながら大手メーカーの販売網の強さと、長年の実績と信頼にはなかなか敵わない模様。
電動自転車は購入してからのメンテナンスやバッテリーの交換なども必要になってくるので、筆者としてもやはり上記のメーカー3社のなかから購入されることをおすすめする。
 

車体サイズについて

子供乗せ自転車は一般的に、
・20インチ
・26インチ
 
の2タイプが主流。
街中でもよく見かけると思うが、20インチを利用している人が圧倒的に多い
 
20インチが選ばれる理由として、
・子供の乗せ降ろしが楽
・車体が低いため安定しやすい
 
などが挙げられるだろう。
 
筆者はフロントシートをつけた26インチのママチャリをしばらく利用したのち、20インチの電動自転車に乗り換えた。
 
個人的には20インチの方が圧倒的に楽。
座席やハンドルの高さもある程度調整が効くので小さくて使いづらいという印象は全く無いし、電動なのであまり漕がなくてもスイスイ進む。
 
ただ、家族で最も使用頻度が高い人の身長が170センチ以上あり、かつ子供を持ち上げるのが苦でない力持ちなら26インチを検討しても良いかもしれない。
背の高いパパには20インチは小さすぎるかなぁという印象。街でも見かけたが、足があまって漕ぎにくそうだった。
 

バッテリーについて

電動自転車購入にあたり、バッテリーは重要チェック項目!
たいていは座席の下の部分にこういうものがついている。

先に「電動自転車は10〜15万くらい」とお伝えしたが、商品の価格差はおもにバッテリーの精度の差といえる。
 
で、バッテリーの精度は何で判断するかというと、商品スペックに必ず記載されている「Ah」(アンペアアワー)という単位を見てもらえば分かる。
要はこの「アンペアアワー」の数値が高ければ高いほど充電力があがり連続使用可能時間が増える。そして車体の価格も上がるということになる。
 
現在市場に出回っている子供乗せ電動自転車は6〜16Ah(アンペアアワー)ぐらい。
 
メーカーや運転の仕方にもよるが、
・8Ah・・・約30~40km
・12Ah・・・約50~60km
 
ぐらい走る模様。
主要メーカーが出しているのはだいたい8Ahからが多い。
携帯電話やパソコンと同じで使用するほど徐々に充電力は落ちていくだろうから、お金に余裕があるならこの「Ah」が高い商品を選ぶに越したことは無いだろう。
(筆者はお金に余裕がないので8.7Ahのを買ったけど)
 

チャイルドシートについて

 子供のせ電動自転車は予め
 
1.フロントシートがついているもの

 
2. バックシートがついているもの

 
 3. チャイルドシートなし(要別途購入)

 
と様々なタイプがあるので、家族構成や子供の月齢などに応じて選ぶと良いと思う。
(筆者はバックシートタイプのものを購入した)
 
「結局どのタイプを選んだら良いか?」という疑問に関しては、以下の記事を参考にしてほしい。
 

まとめ

再度まとめると、
ブリジストン/ヤマハ/パナソニックの3社から選ぶのが無難
長身で無い限り20インチがおすすめ
バッテリー(Ah)は数値が高いほど充電力がある
 
等。
 
そして重要なのは「長く使う予定なら電動自転車購入後のメンテナンスを考慮すべき」ということ。
子供が1人だけの予定だったり、長期的に使用する予定がないなら安価な海外メーカーもありだと思う。
 
購入して1〜2年後にはすでに車体は製造終了し、バッテリーの替えが販売していない、なんてことも十分ありえる。
なので基本どこの自転車屋さんでも対応が可能で、車体の部品を揃えやすい大手メーカを選ぶのが最も無難
 
とはいえこの三大メーカーはお安くはないので、多少のリスクを背負ってでも安価なものにトライする価値も無くはないとも思う。
 
 
以上、子供乗せ電動自転車購入の手引き(基本編)でした。
 
各メーカーの代表商品(20インチ)も一応貼っておきます。

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