アデノウイルスで1歳の息子が入院したときの話

別名「夏のインフルエンザ」とも呼ばれるアデノウイルス。特段珍しいウイルスでもなく、その症状はのどの痛みや熱、咳などといったいわゆる風邪とよばれるもの。
しかしながら赤ちゃんにとっては、時に緊急入院が必要なほど症状が悪化する場合があるので油断はできない。
 
いや本当に油断できない…
我が家も息子が1歳2か月のとき、アデノウイルス腸炎で緊急入院することになった。
 
今回の記事では、そんなアデノウイルスの病状の進行具合と、息子の入院時の経過を記録に残しておこうと思う。
 

アデノウイルスについて

まず、このウイルスの基礎知識を少し。
 
特徴:
・潜伏期間:5〜7日
・いわゆる風邪の症状からはじまることが多い
・夏に発祥しやすい
・感染力が比較的高い
・飛沫、直接接触などで感染する
 
具体的な症状:
アデノウイルスといってもウイルスの種類はさまざま。
以下、代表的な症状を記載する。
 
1. 肺炎
発熱、咳、呼吸障害など。
重篤な場合、髄膜炎も引き起こす。
 
2. 咽頭性結膜炎(プール熱)
1日の間に39~40度の高熱と、37 ~ 38度前後の微熱の間を、上がったり下がったりが4~5日ほど続き、扁桃腺が腫れ、のどの痛みを伴う。
その他頭痛、腹痛、リンパの腫れ、目やにが出るなど。
 
3.  流行性角結膜炎
目が充血し、目やにが出るが、咽頭結膜熱のように高い熱はなく、のどの赤みも強くはない。結膜炎経過後に点状表層角膜炎を作ることが多く、幼小児では偽膜性結膜炎になることがある
 
4. 胃腸炎
腹痛・嘔吐・下痢を伴うが発熱の程度は軽い。
 
乳幼児期は特に4の胃腸炎を発症しやすい。
 
 

息子の場合

病名は「アデノウイルス腸炎」。嘔吐からはじまった。
ざっくりいうと、
嘔吐(1日)→下痢+せき(約10日間)。少し微熱もあり。
発症から8日目で入院。
 
以下病状の進行について詳細を残す。
 
— 1日目 —
元気に起床と思いきやパンを口に含んだとたん、一瞬動きが止まり嘔吐。
胃液のようなドロッとしたものを吐く。その後さらに2回嘔吐。
すぐにかかりつけへ。
お医者さん
脱水にならないよう水分補給は必要だけどすぐ吐いちゃうから、とりあえず吐き止めの薬出しておきますね。落ち着いたら水分取らせて。
 
服薬後吐かなくなる。本人は元気。
 
 
— 2日目 —
吐かなくなったので少し朝ごはんを与えてみる。嘔吐は落ち着いた様子。
が、午後からゆるめのウンチをする。
 
— 3日目 —
1日に5回ほど下痢をする。普段のうんちと明らかに違う水溶便。酸っぱい匂いがする。
夜間咳をし始める。
手洗い等を気をつけていたつもりだったが、ここでどうやら親にも移ったらしい。
母 :昼食を全て戻す。夜間微熱。
父 :下痢ぎみらしい
 
 
— 4日目 —
息子、1日4回ほど下痢をする。夜間咳をするが、日中はおさまる模様。
母:少しでも食事をしようとするが全部戻す。めまい、立ちくらみで動けなくなる。
父 :下痢ぎみらしい
 
ここで再度息子病院へ。
下痢したオムツを持っていき検査をお願いしたが、
お医者さん
あぁ、これは消化不良ですよ。

ウイルス性ではないよ。整腸剤出しときますね〜
 
 
— 5日目 —
1日に3回ほど下痢をする。黄色に近い薄い茶色っぽいもの。
機嫌はまずまず。いつもより抱っこをせがむような気はする。
 
 
— 6日目 — 
薬が効いたのか、ウンチが少し固まり出した気がする。
しかし夜間の咳をするので一応病院へ。
お医者さん
ウンチどう?薄い茶色?良くなってますね。咳止めと整腸剤出しときますけど、好きなもの食べさせて言いですよ。あと、明日から保育園行きましょう。
 
 
— 7日目 —
6日ぶりに保育園へ。が、昼から下痢ぎみといわれ呼び出し。
午後から微熱あり。
 
 
— 8日目:入院 —
朝からひどい水下痢をし、酸っぱいにおいがする。ちゃんと検査してもらった方がいいと判断し大きな病院へ。
お腹のレントゲンと便の検査をしてもらう。
お医者さん
アデノウイルスからの腸炎だね。入院しよう。脱水が恐いから点滴して、絶飲食ね
 
消化不良?好きなもの食べさせて良い??って言ってましたけど??
いきなりの入院宣言で母、呆然。
 
 
— 9日目 —
入院2日目。お茶だけ許可される。
ずっと「まんま?まんま?」と言ってて胸が痛い。
 
ここで我が家の犬にも(!)うつったらしい。朝起きたら嘔吐を5回ほどしていた。
明らかに弱っているので犬も病院へ。息子と同じく点滴して1泊入院することに…
アデノウイルスこわい!!
 
 
— 10日目 —
息子入院3日目。おかゆを許可される。
あっというまに平らげて全然足りない様子。3日ぶりのごはんに時々身震いしていた。「五臓六腑に染み渡る…」と言っている気がした。
 
犬は退院。1日にで回復したらしい。獣は強い。
 
 
— 11日目 —
入院4日目。下痢ではない軟便をする。点滴が外れる。おかゆとおかずを口にするが、やっぱり全く足りない様子で「まんまー!」と叫ぶ。
でもごはんを食べて目に力が出てきた。
 
 
— 12日目 —
入院5日目。調子も良さそうなので無事退院。
母は生き残った菌を少しもらい、ちょっとダウン。
 
このあと2日間家で静養し、いいウンチをするようになったので一段落。
怒涛のような2週間だった…
 

 出来る限りの対策を

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うちは犬→父→母→息子の順に強いようだが、アデノウイルスは恐ろしい勢いで感染していった。
 
乳幼児が嘔吐や下痢をしたら、うがい・手洗い・ドアノブや接触部分の除菌を徹底し、嘔吐物が付着したタオルや服などはハイターなどに付けたあと洗濯するか、廃棄を。(他のものと一緒に洗濯機で洗わないように…)
 
アデノウイルスは症状が長期化する場合があるのでお医者さんが「大丈夫ですよ」と言っても、慎重を期して検査してくれる機関を選ぶことを強くおすすめする。

お医者さんは統計的に判断する場合もあるし、発症からの経過をしっかり見ている親の判断には勝てない部分もあると思う。
 
ちなみに水下痢時の対策として、

とのこと。
 
退院後ようやく息子の健康なウンチを拝めるようになって、母はとてもうれしい。くさいけど。
 
以上、アデノウイルスにまつわる経験談でした。

これから暑くなってくると流行りやすいのでご注意を。

なにかの参考になれば幸いです。
 
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