育児日記:3. むすことわたし「病院合宿」

妊娠・出産・育児を個人的に振り返りたいだけの記事です。
 

出産後の入院生活

今思い返してみると、出産後の6日にわたる入院生活は「合宿」という言葉がしっくりきます。学生のころ部活の合宿などはありましたが、そんなものは比較にならないほど過酷でした。(私の場合は)
 
こんな感じで6日間過ごしました。
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だいたい2〜3時間おきに授乳とオムツ交換。これに1時間ちょっと時間を要しました。
 
「授乳開始時間から3時間後に次の授乳を」と助産師さんよりお達しがあったので、すべての作業が終わってから約2時間弱後には次の授乳になります。
 
以下は生後2日までの授乳・排便の記録で、斜線が部分が授乳を行った時間帯です。
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とにかく眠い!!
 
出産でフルマラソンを走り終えたような気分でしたが、実際はゴールの見えない中継地点に立ったようなもの。
 
出産による出血もまだまだ止まらず、体はガタガタ、寝不足で意識朦朧としながら授乳を繰り返すといった感じでした。
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早速メソメソする母

生後2日目までは母乳が出ていないような気がして、搾乳してみたり(といっても1回2~5ml程度)自分なりにマッサージしてみたり試行錯誤を繰り返しました。結果、おむつ交換と授乳に1時間以上かかってしまいますます寝不足に。
 
体が痛んでロクに座ってられない、寝不足で頭はフラフラ、どうやったら母乳が出るのかさっぱり分からない….。
 
よほど困った顔をしていたのか、助産師さんがそんな私に声をかけてくれました。「大丈夫、大丈夫、また2日目なんだからそんなもんだよ。頑張ってるよ。」
 
なんとか頑張ろうと一人で気を張っている時に人から優しくされると、緊張の糸がパーンと切れることがあります。結果、涙が止まらなくなる。
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出産を経験された方、初産の時混乱しませんでしたか?
 
次から次へと未知の出来事が起こるので私は対処しきれなかったのでしょうか、助産師さんの前でちょっと泣いてしまいました。
 
妊娠は出産に向けて全力投球していたので、私はそのあとのことなど考える余裕はなかったようです。
10ヶ月、大事に大事にお腹を抱えて、悶絶しながら陣痛に耐え、叫ばずにはいられない出産を終えた瞬間がスタート地点だったとは。
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息子が生まれてたった2日。混沌のなかで育児がスタートしました。
 

なお、その後の育児でも(といってもまだ1年半ほどしか経験してませんが)まれに頭がパーンとなることはしばしばあります。

 

⬅育児日記:2.むすことわたし「初めての授乳」

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